Tuesday, January 8, 2008

班制度の導入

教育実習2日目、今日は日本の正月についての勉強です。1年生、2年生とも班に分かれてのグループ研究の授業となりました。

アメリカの学生にとってなじみのうすいこの「班」システムですが、日本ではほとんどの小学校で導入されていると思いますし、中学校や高校でも新しい学習環境を作るために導入されているところもあると聞きました。班制度は私も気に入っているクラスルーム・マネージメントのひとつなんですが、今日は実習現場で将来班制度をクラスに導入する際に役に立つ方法を学びました。

まず、班決めの際に大切なのは、各班の能力がクラス全体でバランスがとれるようにするということです。決め方は先生によって違うと思いますが、公平さを考えるのであればクラス内で能力がだいたい同じ生徒を班の数ずつグループに分けて、そのグループ内でくじ引きなりじゃんけんなりを行って決めるのがいいと思います。そしてもうひとつ班制度に欠かせないのが班長の存在です。班長はリーダーシップを発揮できる生徒にやらせるというのもひとつの方法ですが、ここは全ての生徒に班長の責任というものを経験してもらうためにも、班内での交代制にするのがいいと思います。

班を作る最大の目的は、班員との共同作業、それを通して培われるチームワークの意識、そしてほかの班と切磋琢磨することによって養われる競争意識です。今日私が実習現場で学んだのは、この「競争」を通して生徒が意欲的に学習できる環境を作ることの大切さでした。例えば、班でするアクティビティーを、ほんの些細な行動であっても、半同士競い合えるものにするということです。班でひとつの作業用テーブルを作るにしても、早い班と遅い班が出てきます。早かった班には賞賛の言葉を贈るのと共に、クラスの模範として彼らの業績を他の班にも見せてあげることが大事です。こうすることによって他の班にも、次はあの班よりも早く正確に作業をしようという意欲が芽生えます。この意識が、生徒が自ら進んで学べる環境を作る上での基盤となって行くのです。

というわけで、今日1月8日の言葉は「競争」です。皆様のクラスも、生徒が意欲的に学習できる環境となりますように。

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